満洲労働年鑑 康徳7年版(国立国会図書館書誌ID 000000703692、永続的識別子 info:ndljp/pid/1440311)1940年、満洲労工協会
↓第一篇 労働者状態 > 第一章 工・鉱労働者状態 > 第五節 労働条件 > 第三項 賃金 > 二、工場労働者の賃金 > (一)名目賃金 > 実収賃金 > P.25より抜粋
近代工業の賃金に就いては幸ひ康徳六年八月末日現在に於て満洲労工協会で実施した「日人経営工場・鉱山労働事情調査」がある。然しこれとても静態調査である為、賃金の推移に就いては別の資料に依らねばならないのであるが、兎も角も右の資料に基いて先づ最初に実収賃金の静態に就いて観察して見よう。 先づ日人経営工場労働者の一日平均実収賃金を各民族及男女別の総平均に於て観るに次表の通りである。
[備考]―常時五〇人以上の労働者を使用する工場三四四、労働者一二八,八八九人に係る調査
↓第一篇 労働者状態 > 第一章 工・鉱労働者状態 > 第五節 労働条件 > 第三項 賃金 > 三、鉱山労働者の賃金 > (一)名目賃金 > 実収賃金 > P.40より抜粋
前掲労工協会資料に依り康徳六年八月中に於ける鉱山労働者の一日平均実収賃金を先づ各民族及男女別の総平均に於て観るに次表の如くである。
其の他
[備考]―日人経営鉱山九二、鉱山労働者二二三,九一三人に関する調査。